2016年1月7日木曜日

アブストラクトボードゲームは好きか嫌いか

アブストラクトとは、馴染みの薄い言葉かも知れませんがボードゲームプレイヤーなら、よく聞く言葉だと思います。

アブストラクトなゲームとして、運の要素がなく思考性が高いボードゲームの事を言います。プレイヤーにゲーム内の全ての情報が公開され、その情報を元に思考していきます。

アブストラクトゲームですぐに思いつくのは、[将棋]です。


将棋は完全なアブストラクトなボードゲーム


アブストラクトなゲームは、テーマ性の薄いゲームデザインであることが多いのも特徴のひとつです。テーマ性が薄い=抽象的と考えることも出来、まさに[将棋]が当てはまります。
もし、将棋にテーマ性があるのなら王の駒は戦国武将のように表現して、世界観等のテーマをアピールしてもいいのですが、単純に漢字一文字で、”王''としか書いていない駒です。
[オセロ]にしても味気ない白黒の駒を使っています。

アブストラクトなゲームは、パッと見て味気ない見た目ですが、思考性を重視したものと定義すると[将棋]はまさにアブストラクトの塊です。
プロ棋士なら、何百手も先まで考えて駒を動かしていきます。運の要素が全くないアブストラクトなゲームならではの特徴です。


アブストラクトなゲームは好きか嫌いか


運の要素が全くなく、熟練者と初心者で実力差が明確にされているのでボードゲームをパーティーゲームと捉えているのなら、アブストラクトゲームは嫌いとなります。
逆に好きな人は、自分の考えをダイレクトにゲームに反映されることを楽しいと感じる点だと思います。

個人的には、完全なアブストラクトなゲームより運の要素が混ざった方がボードゲームらしくて良いと思います。思考8割、運2割のボードゲームが好きですね。

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